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長 谷 川 正 允 の ブ ロ グ !

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ジョン・ルーリー  John Lurie

スクリーンでジョン・ルーリー(John Lurie)を初めて観たのは、W.ヴェンダース監督「パリ・テキサス(Paris, Texas)1984, 日本公開1985/09/07」でしたが、初めてロードショウで観たときには、彼のことを知りませんでしたし、ストリプティーズ・クラブの用心棒役だった彼に気づきませんでした。

およそ半年後、「ストレンジャー・ザン・パラダイス(Strager than Paradise)1984, 日本公開1986/04/19」、さらに半年後の「ダウン・バイ・ロー(Down by Law)1986, 日本公開1986/11/22」で、立続けにJ. ジャームッシュ監督作品に主演し、ご覧になったかた、ファンのかたも多いと思います。

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ストレンジャー・ザン・パラダイス 劇場公開時のパンフ 1986


役者として、また、主演映画などの音楽をてがけたり、味のある短編映画も監督するなど、また独特な雰囲気の絵画を描いたりもしますが、多彩な活動をする彼がもともとミュージシャンであることは漠然と知っていました。サックス吹きなんだ! ということを知ったのは、かなり後になってからでした。

最近になって、J. ジャームッシュ監督の最初の作品「パーマネント・バケーション(Permanent Vacation )1980」を観ましたが、そのままといいますか、ストリートのサックス吹き役で出演し、また音楽(サックス演奏はすべて彼です)も担当しています。エンディングのオーバー・ザ・レインボウをモチーフにしたアルト・ソロ?には、独特な都会っぽさ、ゆるさがあるといいますか、なんともいえないアルト吹きの彼らしさが感じられ、映像ともとてもあっていていい感じだ!と思いました。
by paveau | 2012-12-12 12:55 | 映画
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