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長 谷 川 正 允 の ブ ロ グ !

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GWB1005

1年ほど前から、とりあえず練習用にと手に入れたフェンダーJAPAN製フレットレス・プレシジョンを弾き始め、地元のブルース・ロック・バンドam.pan(エーエム・ドット・パン)では去年はこの楽器を弾いていたのですが、年末にジャック廻りノイズを修理した頃から、フェンダーUSA製フレテッド・プレシジョン(1990年頃のヴィンテージ57レプリカ・モデル)を代用するようになり、場数を踏むうちにやはりJAPAN製フレットレスは音に芯がなくてなにか物足りない気分がしてきて、逆に音に関してはUSA製フレテッドのほうが太い音といいますか、芯があるいい音がすることがわかってきました。

フレットレスはといいますと、もともと5弦フレットレスを弾いてみたい気もちがあり、去年からあちこちでいろんな楽器を試奏させてもらって、Sugi製NB5FLとか、MTD製535FLとか、少しずつ漠然とですが、いいんじゃないかなと思える候補がちらほら絞れてきたのですが、結局は手に入れて弾きこんでみないとわからないだろうなと思いますし、一番興味あるMTDは樹種・個体によって音がぜんぜん異なるし、なにしろ値の張るものなので今ひとつ踏切れずにいました。
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そんな中、ゲイリー・ウィリスの教則本を手に入れたのがきっかけでゲイリーさんのプレイをよく聴くようになり、クラシックギター的な?奏法、しかもR&B的な?ビートがある、独特なプレイスタイルを生で観たい!聴きたい!と来日を待っていたところ、先日12年ぶりに活動再開したトライバル・テックのライブを観ることができました。彼のIbanez製シグニチャ・モデルGWBにも興味があったのですが、ほとんど市場に出回っていないのか、なかなか実物を手にする機会がありませんでした。

そうこうするうちに先日楽器店店頭で、プレイヤーズ・コンディションの現行モデルGWB1005をみつけ、さっそく試奏させてもらいました。非常に軽量(3.5kg前後?)なのが印象的。音は試奏しただけでもゲイリーさんの音。34inch薄めのネックも違和感なし。とにかく滅多にみかけないモデルなので手に入れました。

以前、知合いのフレットレス・ベース弾きのFさん愛用のアイバニーズ製フレットレス(モデル不詳)を弾かせてもらったりもしましたが、ボディ・シェイプや外観はけっこう似ていますが、弾いた感じや音はまったく違いました。はじめて手に入れたアイバニーズ製品です。ゲイリー・スタイルの5弦ベース右手スリーフィンガー練習など、家でときどき弾いてみたりしているのですが、右手の指ミュートなどまだまだ練習中です。ネックが薄くて弾きやすいですが、数本の所有ベースのうちで一番華奢な感じです。




それはそれとして。


一昨晩、地元音楽仲間のセッションへはじめて持っていって弾いてみました。独特な音なのでセッションに入っても埋もれずに前へ出てくる感じで、弾いていてとても楽しかったです。
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セッション@綱島フライドポテト




僕のGWB1005にはボディ裏のプリアンプ・カバーにゲイリーさんのサインがなく、なんとなく気になってアイバニーズに問い合わせたところ、サインなしの個体もあるとのことでした。

GWB1005を手に入れてから、ゲイリーさんのIbanez製5弦シグニチャ・モデルGWBのことをちょっと調べてみました。

Ibanez日本語版カタログ1999年によると、最初のモデルは、GWB1NTF(フレットレス。色NTF=natural flat 希望価格185,000円)とGWB2TKF(フレテッド。色TKF=画像では焦茶色かチャコール・グレイ? 希望価格175,000円)だったようで、英語版1999年にはGWB1、GWB2のモデル名で登場。GWB2はフレット、ボディ色以外、樹種・ハードウェアなどはGWB1と同じだったようで1万円安かったようです。GWB1以前は、ゲイリーさんはIbanez製SRの特注品(英語版1999年には Ibanez custom shop Soundgear Bass と記載)を使っていたようです。

日本語版2003年ではGWB2はカタログ落ち、GWB1NTFのみ記載(210,000円に値上)。

GWB1はゲイリーさんのほか、シーン・マロンさん(Sean Malone)という米国人ベーシストも弾いています。

日本語版2005年に2代目モデルGWB105NTF(フィンガー・ランプのフレット側形状を変更=3代目GWB1005と同じ形? 希望価格168,000円)が登場。

僕が手に入れた3代目(現行)モデルGWB1005は日本語版2006年に登場(希望価格441,000円、2010年に472,500円に値上げ、現在の流通価格37万円程度?)。また、国内では正式発売されていませんが、GWB35という黒い5弦フレットレス普及モデル(アメリカで希望価格933.32ドル、流通価格700ドル程度、並行輸入で12万円ほど?)もあり、YouTubeにはゲイリーさん自身のデモ演奏動画もありました。

GWB1とGWB1005との違いは、指板材質(GWB1はエボニー、GWB1005はエボノール樹脂)、フィンガー・ランプの形、ヘッド色(GWB1はナチュラルにゲイリーさんのサイン・プリント?入り。GWB1005は黒)などのようです。

未確認の情報収集ですが、GWB1は日本製(メーカー等不詳、シリアル頭にFがありフジゲン製か?)、GWB105は韓国製で評判芳しくなく、GWB1005は日本製(Sugiがつくっているらしい。僕のもシリアル頭SGなのでSugi製なのか?)とのことのようです。

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ゲイリーさんのGWB1005@3月8日ブルーノート東京
by paveau | 2013-06-01 07:48 | 音楽 | Trackback | Comments(6)
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Commented by galant at 2014-05-23 12:08 x
初めまして。

Gary Willis,楽器も演奏もいいですよね。GWB1005,高嶺の花なので私には手が出せず,GWB1(前期型),GWB35で楽しんでいます。
Commented by paveau at 2014-05-24 22:43
galantさま、はじめまして。
コメントありがとうございます。
GWB1 と GWB35 をお持ちとのこと、僕はまだどちらも実物みたことないんです。はじめてみつけたGWBが偶然中古の1005で、新品は高価なので即、手に入れました。
ネックがデリケートなのか、弦を緩めないでおくと順反りしがちな?ようで、稼動時以外は緩めて様子をみています(他の所有ベースはまったく緩めません)。
ゲーリーさんは、去年トライバルテック再結成一夜限りライブ@bluenoteで真ん前の最前列席で観ましたが、とてもいいライブでした。終了後ゲーリーさん、スコットさんにご挨拶したら、お二人ともとても気さくなかたでした。
どうぞこれからもよろしくお願いいたします。
Commented by galant at 2014-05-26 22:51 x
お返事,ありがとうございます。

Tribal Techのライブにいらっしゃったそうで,うらやましい限りです。おととし,Mike Sternのライブ@Cotton Clubには行けたんですけど,Tribal Techの方は全く情報を集めてませんでした(「Retro」はちゃんと買ったのに…)。

Scottさん,彼のソロ・アルバムはお気に入りなんですが,Tribal Techのメンバーが参加している中,Garyさんだけ呼ばれていないのが残念です。GaryさんのベースがBluesに合っていないとは思わないんですが。

GW1は10年以上前のモデルですし,GW35は海外モデル(雑誌の記事に載ったので,国内発売された時期があるのかもしれません)ですし,なかなか見かけないかもしれないですね。実は現在,2本のGWBやその他のギター,ベースと離れた生活なので,ついついGVB36を買ってしまいました(GWB1005同様,GVB1006は買えないので)。
Commented by paveau at 2014-05-29 18:16
galantさま、お返事ありがとうございます。

Retroはネットで何曲か聴いたことあります、とても端正な印象ですね。

M,スターン@コットンクラブ2012というのは、with R.ブレッカー、T.ケネディ&D.チェンバースですか?
生のM,スターンは、むかーし1981年ですか、M.デイビスの新宿西口野外ライブ(現NSビル敷地)でみたきりです(笑)。youTubeなどではときどき観ます。最近もいいですネ。

GVB1006、GVB36というのはフレテッド6弦ですね。僕はベースソロ滅多にやらないので、6弦はほとんど弾いたことないです(笑)。
余談ですが、アイバニーズ最新カタログ観ましたら、現行GWB1005は指板がエボノール樹脂からローズウッドに仕様変更になったようですね。

このところテナーを吹いてるバンドの演奏曲がどんどん難しくなり、この半年ほど?ベースをほとんど弾いてません(笑)。
テナー吹くの好きなので楽しいです!上達すればなおよいのですが(笑)。
今後ともよろしくお願いいたします。
Commented by galant at 2014-06-03 11:56 x
paveauさま,丁寧なお返事ありがとうございます。

M.Sternのライブ,そのメンバーです。Tom KennedyのBassも実にいい音で,ライブの後に彼のソロ・アルバムも買ってしまいました。

GVB36,Gerald Veasleyのシグネチャーモデルの廉価版(でも,定価は$1600くらい)ですが,ブリッジの弦間が14mmなので,その分ネックも通常のSRの6弦より狭くて握りやすいです。

GWB1005,おっしゃるように仕様変更になってますね。エボノール樹脂だと高級感がなかったんでしょうか(エボノールだとGWB35と同じだし)。

テナー,いいですね。私もサックスは始めたいと思いながら踏み出せず,Trpも吹かなくなって久しいです(といいつつ,4本ピストンのフリューゲルなんて買ったりしてますが)。

こちらこそ,よろしくお願いいたします。
Commented by paveau at 2014-06-04 19:48
galantさま、お返事ありがとうございます。

youTubeを探したら、M.スターン・バンド(メンバー同じ)、2011年6月(前年?)来日ライブ"Tipatina's~Some Skunk Funk"の動画がありました。M,スターンはむかしのジョニ・ミッチェルのDVDとか、ボブ・バーグ(ts)と一緒にやってた頃とか、ときどき聴きます。

tp.&fhrを演奏なさるんですね。セッションなどtpの人がいるととても盛上がりますが、僕の廻りにあまりいません。サックスはこのところ時間があるときは、けっこうマジ練習していて、もう少し上達するときっと楽しいんだろうなと思います(笑)。
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