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長 谷 川 正 允 の ブ ロ グ !

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I Shall Be Released     Bob Dylan

このあいだ、音楽仲間と飲みにいった自宅近くの店のマスターがふと、ボブ・ディラン&ザ・バンドの1974年ライブ・アルバム"Before the flood (邦題「偉大なる復活」)"をかけてくれました。
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久しぶりにリチャード・マニュエル、ボーカルの"I Shall Be Released"を耳にして、ふと自分も歌ってみたいなと思って(昔買ったアナログ盤は探せばありますが)CDを手に入れ、ぼちぼちと練習しています。で先週、地元音楽仲間のセッションで初披露してみたところ、皆合唱&演奏してくれて、実にいい感じに盛り上がってとてもよかったです。

"I Shall Be Released" はボブ・ディランがつくった曲ですが、僕が親しんできたのはリチャード・マニュエルが歌うザ・バンドのバージョン。この"Before the flood"のライブ音源とともに、ザ・バンドのデビュー・アルバム"Music From Big Pink"のスタジオ音源、"the Last Waltz"収録バージョンなどなど、いずれも味わいがあって好きです。


この曲を書いたボブ・ディラン自身が歌っているのをそれなりにじっくり聴いたのはずいぶん後になってからでした。未だによく知らなかったこともあり、今回ちょっと調べていろいろ聴いてみました。

最初の音源はこの曲をつくったとき、"The Basement Tapes"録音曲の中の1曲でした(1967年)。にもかかわらず、1975年発売同名公式盤には収録されず、 25年近く経った1991年にようやく"The Bootleg Series Volumes 1~3"に収録されました。むしろ1971年発売の"Greatest Hits Vol. II"に収録されているシンプルかつ端正な弾き語りバージョン、ジョーン・バエズとデュエットした"ローリング・サンダー・レビュー・ライブ、1975年"、テナー・サックスと女性コーラスが入ったR&Bアレンジの"武道館ライブ(1978年)"、などが有名ではないかと思います。またYouTubeをみると、エルビス・コステロとデュエットした1999年7月NYCライブ、キーボードを弾きながらノラ・ジョーンズとデュエットしている動画(amazon 10周年記念イベント、2005年)など、現在に至るまで、いろんな音源があります。

また、この曲はいろいろなミュージシャンがカバーしていて、ジョー・コッカー、ジョーン・バエズ、ジェリー・ガルシアをはじめ、名演がいろいろあります。ニーナ・シモンのカバーは好きです。最近のYouTube動画ではエリックさんの2013年クロスロード・ギターフェスでR.ロバートソンが歌ってるのがありました。

日本でも、岡林信康、ディランII(西岡恭蔵・大塚まさじ)、RCサクセション(忌野清志郎・仲井戸麗一)といった人たちがそれぞれに味のある日本語詞で歌っています。


それはそれとして。

僕はこのライブ・アルバム"Before the flood"に収録された、ザ・バンドの"I Shall Be Released"が一番好きです。

今回、Bob Dylan,"The Bootleg Series Volumes 1~3"disc2収録の音源をはじめて聴きました。ブックレットによるとボビー、リチャード・マニュエル、リック・ダンコ、レヴォン・ヘルムがヴォーカルとあります。Bメロはリチャード・マニュエルがファルセットで上ハモを付けているんだろうと思います。Aメロは誰が歌ったんでしょうか?最初はボビーが歌ってるんだと思ってしばらく聴いていたのですが、なんかボビーの声、節回しと違うなと思い始めました。聴きこむうちにボビーじゃない!と思い始めました。連休中何度も聴きましたが、声の感じがレヴォン・ヘルムかな(歌い方がちょっと違う感じもしますが)。おおざっぱなレコーディングのせいか音量がアンバランスなのですが、Aメロのソロ・ヴォーカルは静かに、でも力強く、まっすぐに歌っていて、何度も聴き入ってしまいました。歌に限ればこの音源が一番好きかもしれないと思いました。
by paveau | 2013-04-22 01:05 | 音楽 | Trackback | Comments(0)

広瀬鎌二

渋谷駅近くの友人の建築設計事務所にときどき寄るのですが、そのすぐ近く、小さなマンション1階に東塔堂という、小さくて雰囲気よさそうな、静かそうな、アート系の古書店があり、前を通るたびにそのうち一度入ってみたいなと思っていました。

それで先日はじめて入ってみました。客は僕だけ。想像以上に建築の本があり、珍しい本もちらほらあって、久しぶりの古書店、思わず長居してしまい、ふと見つけた「モダンリビング:軽量鉄骨の家、1960年秋号 n.31」を手に入れました。
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「軽量鉄骨の家」特集ということになっていますが、ほとんど広瀬鎌二作品集です。写真は平山忠治。イラストは宮脇檀!(逆算すると当時24歳、大学院生時代?!)。

SH-1(広瀬自邸)、-13の軽量鉄骨ピン構造、SH-9、-19、-39のピン・ラーメン併用といった架構模型による構造解説などを掲載していてとても興味深いです。

表紙写真になった名作SH-30(1959年)は、土工事中(地中に空調用トレンチがある!)、鉄骨建方中などの新築現場写真も掲載していて、特にフラット・ルーフ(鉄骨軸組構造!)は、骨組状態の写真、外部ラス下地モルタル防水!の施工中の写真もみることができました。ある大学医学部教授ご一家のお住まいで目白付近にあったようですが、残念ながら現存しないようです。
by paveau | 2013-04-03 00:45 | 建築の話題 | Trackback | Comments(4)