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長 谷 川 正 允 の ブ ロ グ !

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St.Thomas   Sonny Rollins

学部・修士時代からの友人Oさんは、お人柄を感じさせる、味のあるJazzピアノを弾くんですが、彼が若い頃(1990年頃?)、大手の建築設計事務所A設計に勤務していた頃ですが、オフェリアというCadソフトを自分でCで書いた人でもあります。それはのちに「ダイナCad」として市販され、今でもお使いくださっているかたがいらっしゃるかと思います。

今、このブログ記事を書いていて、はっ!!と気づきました(笑)が、彼が酔払うとよく、「エロール・ガーナーはね、自分で書いた(Jazzの名曲)ミスティを、自分はCでやってるんだよね」って、うれしそうにいうんですが、それは、彼がCadソフト「オフェリア」をCで書いた(C言語でプログラムした)ってことと引っ掛けてたんですね!!



それはそれとして。

Oさんは、学部同級生たちと「ごもっともず」というバンドをやっていて、毎年ライブをしていますが、次回ライブで(僕は飛入りで)なんか一緒にやろう!と誘っていただき、セロニアス・モンク好きの彼と二人でいろいろ曲を相談し、「セント・トーマス」に決定しました!

もともと大好きな曲ですし、気軽にセッション風に演奏するつもりでしたが、1,2度いっしょにリハーサルをしているうちに、いい機会なので、もうホントに今まで何度聴いたかわからない、むかしっからいつか吹いてみたいと思っていた、サキソフォン・コロッサスのMr.ロリンズのソロを吹いてみよう!と思い始め、このところ、夜な夜な練習しています。とりあえずドラム・ソロまでのソロ5コーラス、さらってます。
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ソニー・ロリンズのアルバム「サキソフォン・コロッサス」収録、元祖「セント・トーマス」テナー演奏全てを採譜した市販譜。とりあえずドラム・ソロまでの5コーラスをテンポ160くらいで練習中(マーカー塗ヵ所が僕が引っかかりやすい難所)です。大好きな曲なので、練習が楽しいです(笑)。

14.11.09追記
まだすらすら吹けるわけではないですが、前半ソロ5コーラスだいたいめどが立ったので、その後、欲を出して(笑)、ドラム・ソロ後の4beat になってからの後半ソロ4コーラスも練習し始め、ようやく最後までたどり着きました!





by paveau | 2014-10-23 20:23 | 音楽 | Trackback | Comments(0)

須賀敦子の世界展@神奈川近代文学館

一昨日の日曜日、11月1日ライブ予定のバンド・リハの後、大急ぎで横浜、神奈川近代文学館で開催中の「須賀敦子の世界展」へ出かけました(11月24日まで)。
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今年最大級の台風19号通過直前でしたが、港の見える丘公園はまだほとんど風もなく、わずかに小雨程度。

この天気だし、もしかしたらと願掛けしたのが叶ったのか、須賀敦子展にほかの来場者の姿はなく、想像以上に充実した展示に惹きこまれながら、閉館時間まで、あっというまの1時間あまり、幸運にも「貸切」で鑑賞できました。



須賀さんの文章をはじめて読んだのは1970年代の終わり頃。a+u という建築雑誌に掲載された Aldo Rossi の建築論の翻訳でした。当時学生だった僕は、てっきりイタリア所縁の女流建築家か、建築研究者だろうと勝手に思い込んでいました(そういえば、このことを後日、同誌中村編集長にお話した時、とても愉快そうに笑ってらっしゃいました)。



その後、僕自身がローマ留学から帰国した後ですが、オリベッティ社刊行の「Spazio」誌に掲載したエッセイなど、須賀さんの文章を時おり拝読するようになって、モランディの絵のような、日常のできごとのなかの深い余韻のようなものを感じていました。

かねがね、どんな人だろうと思っていたので、「ミラノ霧の風景」は出版直後に読み、深い感銘を受けました。

仕事でときどきお世話になりまんざら知らないわけではない、大手の建築給排水衛生設備工事会社、須賀工業のご令嬢だと知ったのもその頃でした。




そんなことをいろいろ思い出しながらゆっくり鑑賞できました。

僕が須賀さんにはじめて出会った a+u はさすがに展示していませんでしたが(笑)、須賀さんの幼少期からの写真、コルシア書店から刊行した手作り感溢れる著作など、興味深い資料とともに、須賀さんがご家族に当てた旅先からの手紙がたくさんありました。なかでも、父上が薦めたエジンバラ旅行の便りに父娘のこころの絆を感じました。

上品なかわいらしい字を書く人でした。それから双子のような妹さんがいてとても印象的でした。

お目にかかる機会がないかなあとずっと思っていたのに叶わなかった人でしたので、ようやくお会いできたような気持ちになれた、とてもよい展覧会でした。





by paveau | 2014-10-15 07:50 | いろいろ | Trackback | Comments(0)