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長 谷 川 正 允 の ブ ロ グ !

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「日本のたてもの」展

上野の国立博物館 表慶館で明日まで(明けて今日まで)開催中の「日本のたてもの」展を観に出かけてきました。


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国立博物館 表慶館 中に入ったのははじめてです(首里城模型を展示している平成館もはじめて入りました)。


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法隆寺五重塔 1/10
模型製作者に西岡常一棟梁ご本人のお名前もあり感激です


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長野県大町の仁科神明宮本殿 1/10


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如庵(の後側の・・収納だったか、平面図では知っていたが・・こんななのか) 1/5


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表慶館 吹抜け

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表慶館 階段室

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首里城 1/10


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売店で売り切れだった、首里城 1/150模型  売ってたら買っちゃったかも・・







# by paveau | 2021-02-21 02:57 | 建築の話題

ex 島崎藤村邸 藤村夫妻の墓(地福寺)

2020年は新型コロナのせいで思うように外出できぬまま、もう10月半ばになってしまいました。

このあいだ、半年ぶりに多摩川を渡って、昨年末以来の墓参り(静岡県富士市)に出かけてきました。

早く済んで時間ができたので、帰りは東海道在来線で、大磯で途中下車。

前から訪問したかったex島崎藤村邸を訪れ、夫妻のお墓参りもしてきました。
ex 島崎藤村邸 藤村夫妻の墓(地福寺)_d0266559_23381288.jpg
ex島崎藤村邸の割竹垣に開いた、簡素な冠木門。

ex 島崎藤村邸 藤村夫妻の墓(地福寺)_d0266559_23442921.jpg
小庭から書斎4.5帖をみる。

ex 島崎藤村邸 藤村夫妻の墓(地福寺)_d0266559_23445450.jpg
書斎4.5帖の下地窓は、この建物最高のチャーム・ポイントだ。

ex 島崎藤村邸 藤村夫妻の墓(地福寺)_d0266559_23533463.jpg
藤村はこのアノニマスな貸別荘を気に入って、買い取ったのだそうだが、井上蒲鉾店ウェブサイトによれば、もともとは東海道沿いの老舗和菓子店「新杵」の地所で、藤村が暮らしはじめるまでは荒れていたらしい。

ex 島崎藤村邸 藤村夫妻の墓(地福寺)_d0266559_23592388.jpg
アノニマスで簡素だが、上品な建物です。

さて。
東海道に出て横浜東京方面へ歩くと、右に井上蒲鉾店、左に新杵を通り過ぎ、やがて左に、藤村夫妻が眠る地福寺がある。
ex 島崎藤村邸 藤村夫妻の墓(地福寺)_d0266559_00005426.jpg
ex 島崎藤村邸 藤村夫妻の墓(地福寺)_d0266559_00012587.jpg
島崎藤村夫妻の墓。デザインは馬籠、小諸の藤村記念館を設計した谷口吉郎(1949年)。


ex 島崎藤村邸 藤村夫妻の墓(地福寺)_d0266559_00045457.jpg
墓碑の書は、生前よく藤村邸を訪れていたらしい、画家の有島生馬による(有島武郎の弟)。
有島生馬は、若い頃、ローマで暮らしたことがあったらしい。

ex 島崎藤村邸 藤村夫妻の墓(地福寺)_d0266559_00052516.jpg
寺の猫でしょうか、人懐っこくて、墓参りしてるあいだ、ずっと纏わりついてました。
墓の上でこちらを見てすましていたので、写真撮ろうとした瞬間に、そっぽ向いて、走り去って行きました。

今回、大磯は谷口吉郎作の墓参りが主目的でしたが、ex藤村邸が想像以上にいい建物だったので得した気分でした。




# by paveau | 2020-10-16 00:09 | 建築の話題

軽井沢吉村山荘

いえの片付けをしていたら、1981年冬、雪の中、軽井沢の吉村山荘をはじめて訪問したとき撮影した写真が30年以上ぶりに?出てきました。なつかしいエクタクロームのポジです。
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当時、買ったばかりのNIKON F3 と 35mmPC Nikkor で撮影しました。あの時の感動が昨日のようによみがえりますネ(^^)。

この頃、屋根の上の物見台はまだ新しく、また、バルコニー出隅床補修も施工まもなくのようで真新しく、物見台増築と同時期だ
ったのでしょう。

それから、バルコニー出隅上の軒端部に長いつららが垂れ下がっているのにも気づきました。バルコニー出隅床廻りが傷みやすいことも想像できます(^^)

数年前まで使っていた旧式A4スキャナ、エプソンGT9700Fには、SNSの画像ならまぁ許せるか、くらいのフィルム・スキャン機能が付いていました。このブログに掲載している写真画像で、ローマ留学時代のものをはじめ、おおよそ2000年頃より前のものは、ほとんどがポジ・フィルムからGT9700Fでスキャンしたもので、それなりに重宝しましたが、旧式だし場所をとるので処分してしまいました。
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それでもなお、大量にポジ、ネガ・フィルムがあって、今回のようにテレシネしたいときがあるので、今どきのフィルム・スキャナを調べてみましたが、ピンとくる製品が見当たらないため、まさにこの写真を撮った頃、スライド・デュープ用に使っていたAi micro Nikkor55mm f2.8とNIKONの小物類を引っ張り出してデジイチ(NIKON D810)に付けて、エクタクローム・ポジをデジタイズしてみました(^^)


# by paveau | 2020-03-24 02:18 | 建築の話題

ソプラノ・サキソフォン

新年あけましておめでとうございます。

去年2017年は、年明け早々いろいろ用事が立込んで、このブログもほとんど更新できず、ドローンは1年以上ほぼ休止状態で完全に技術革新に置いていかれ(笑)、音楽活動はようやく秋ごろから徐々にリハビリしてなんとか継続しています。

さて、サキソフォンを買ったのは今吹いているテナー・サックス以来およそ30年ぶりですが、年末にソプラノを手に入れました。
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大晦日に手に入れた Selmer SA80 II

もともと1982年だったか、何ひとつサキソフォンの知識も経験もないままソプラノ・サックスを吹いてみたくて、当時スウィング・ジャーナル誌の【売ります/買います】でSelmer Soprano MkVI と間違えて、Selmer Sopranino MkVI を手に入れたのが、僕とサキソフォンの最初の出会いでした

このところ7,8年バンドやセッションでテナーを吹いてきて、たいして上達したわけではありませんが、去年思うように時間がとれず、音を出せずにいるあいだにふと今までのことを振返ってみたりして、そういえば昔吹いてみたかったソプラノを、そろそろ吹いてみたいなと思ったのでした。

それでまず、試奏用にマウスピースとリガチャ、Selmer Supersession E + Harrison、Selmer S90 180 + YAMAHA を手に入れました。リードはバラ売りのバンドレン青箱の3、赤箱の3を数枚ずつ。
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Selmer Supersession E

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Harrisonのリガチャとバンドレン青箱3

もともとSelmer MkVI がほしかったのでまずは新大久保かいわいで探して、実際、なかなかきれいなSPやGP(いずれもフラセルです)をみつけて試奏させていただいたりもしました。

SPは深夜にネットで見つけて、買うつもりで試奏しに行ったのですが、先約ありで買えず、ほんとうにがっかりしました。
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先約ありで買えなかった
かなりきれいな
Selmer MkVI シルバープレート


GPはもともと予算オーバーで買えないことはわかっていましたが、今回試奏した8本のソプラノのなかで、一番いい音でした。アメセルMkVIも何本かみつけましたが、もっと高くて試奏しませんでした(笑)。

その他ヤナギサワS901やS9930、Selmer はSA80無印やシリーズ3なども試奏しました。YAMAHAはYSS475の新品同様があったので試奏しましたが、もともとYAMAHAはなぜか自分の楽器という意味では愛着がわかず、興味ありませんでした。あとヤナギサワのカーブド・ソプラノは試奏してみたかったのですが、今回1本もみつかりませんでした。
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今回新大久保かいわいのあちこちのお店で試奏させて
いただいた8本のソプラノのうちで
いちばんいい音だったSelmer MkVI ゴールドプレート(上)
いい音だったがデタッチャブルが僕向きでなかったヤナギサワS9930(下)


結果、MkVI は手頃な値段のやつがみつからず、今回待ってられないので断念(笑)。デタッチャブルはなにかと面倒そうなので、ストレートに決めました。


そんな中、朝初雪がちらついた大晦日。
新橋へおせちを受取りに行く用事があり、ついでにマウスピースを持ってお茶の水へ(笑)。
ほとんど使用感のない、2005年頃のSA80シリーズ2 (GL/彫刻なし) をみつけ、お店が空いていたので、じっくり試奏させてもらい、とてもしっくりしたので手に入れました。

以前からソプラノで吹いてみたかった曲がいろいろあるので、今年は練習します!
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楽器の話もしばらくご無沙汰していましたので、巻末で備忘録的に、ざっと整理します。

eギターの話。
一昨年2016年1月にMartin D18を手に入れて、アコギ弾語りやアコギの3人ユニットをやった流れで、セッションなどで少しeギター&voを練習しようと、ほぼ宅録専用だったレスポール・スペシャル(P100搭載・1993年製)を、1年ちょっと前2016年年末に、ビグズビー付のレスポール・デラックス(ミニハム搭載・2005年製)に買替え、eギター&voを練習し始めました。ところが、去年は夏頃まで用事でまったく時間がとれず、また、セッションへ出かけるときはテナー・サックス持参が多く両方持つと重すぎる(ビグズビー付レスポール・デラックスは約4.9kg)ので、軽いeギターを探して、夏頃にテレキャスター・シンライン(カスタムショップ製ノーキャスター・シンライン、2003年製、3.1kg)を手に入れ、愛用しはじめました。

フレットレス・ベース・ギターの話。
GWB-1005 は軽くて弾きやすく、音も気に入っていた楽器でしたが、ネックが薄いせいか張ったままだと動くのでメンテが面倒なことと、ボディ・シェイプ、シールド・ジャック位置のせいで、座って弾く時の構え方がしっくりせず、以前から弾いてみたかったMTD535-24フレットレス(2014年製、Flame Redwood Top、4.6kg)を手頃な価格でみつけ、買替えました。

それから、ビートルズをカバーする時用にと思い(笑)、しばらく前になりますが、2014年11月に Rickenbacker の 4001v63(1992年製、メイプルグロー) を、そしてビートルズ・セッションでジョン・パートで混ぜていただく時用にと思い(笑)、2017年10月に 325v59 (1997年製、メイプルグロー)を、いずれも中古ですが、あまり使用感のないものを見つけて手に入れました。

eギター、ベース・ギターの話はまたあらためて。





# by paveau | 2018-01-04 11:54 | 音楽

有形学会 in 台湾 2017

さる6月30日、7月1日と、2日間にわたって、台北市、宜蘭(イーラン/ぎらん)市を移動しながら、「有形学会 in 台湾 2017」が開催され、僕も参加してきました。

今年は、吉阪隆正先生の生誕100年にあたるそうで、およそ30年ぶりに有形学会を開催しよう、しかも台湾で!ということで、日本からの参加者が35名だったというのも大盛況でしたが、それよりはるかに多くの台湾のかたがたがあたたかく出迎えてくださって、とても感慨深い催しになりました。

今から3年ほど前になりますが、僕が早大吉阪研究室修士課程に在籍していた当時(1977-79)博士課程にいらした陳亮全さんが来日した際、久しぶりに皆で一杯やろうと、懐かしい面々が研究室ゆかりの高田馬場「葉隠れ」に集まりました。その晩、東京は大雪でしたが、久しぶりに陳さんを囲んで一同大いに盛り上がり、今年が吉阪先生生誕100周年なので、ぜひ台湾で有形学会を開催しようということになりました。

そんなことはしばらく、すっかり忘れていましたが(笑)。

今年の春先に、ホントにやる!という案内をいただいて、とりあえず6月30日~7月2日は開けておきました。僕が海外渡航するのはおよそ25年ぶりでした(笑)。

さて。
1日目(6月30日<金>)。日本からの参加者は、12:00に台北松山空港到着ロビーに集合。前日から台北入りしていた参加者もいたようです。

さっそく空港からチャーターバスに乗込み、宜蘭市へ。昼食はバスの中で地元のお弁当、おいしかったです。

午後は宜蘭市で、建築家黄聲遠さんの作品と、象設計集団の作品を見学。途中、黄さんのご厚意で彼の事務所、フィールドオフィス・アーキテクツを表敬訪問しました。

黄聲遠さんは、2015年にギャラリー間で展覧会を開催なさったので、ご存知のかたも多いと思います。

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宜蘭市、羅東文化工場を見学する有形学会参加者一行。
黄さんご自身に作品を案内していただきました(写真中央、柱下の麦藁帽の人)

羅東文化工場 1999-2012 黃聲遠(ホァン・シェンユェン)+田中央聯合建築師事務所(フィールドオフィス・アーキテクツ)(the Luodong Cultural Working House 1999-2012 Fieldoffice Architects and Sheng-Yuan Huang) june 30.2017




# by paveau | 2017-07-08 02:57 | 建築の話題