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長 谷 川 正 允 の ブ ロ グ !

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テナー・サキソフォン その2

その1より続く)

1970年代の高校・大学時代はロック・バンド一筋でしたが、大学後半以降、バンド活動をやめたこともありますが、70年代末〜80年代の軽音楽の進化の中で、ウェザー・リポートのウェイン・ショーター、ロック・カリプソ寄りになったソニー・ロリンズのサックスが好きになり、ジョニ・ミッチェル、ポール・サイモンやマイケル・フランクスのサポートをしていた若き日のマイケル・ブレッカーも好きになり、エレクトリックでない楽器、サキソフォンを吹けるようになりたいと思うようになりました。

その頃、特にウェイン・ショーターのソプラノ・サックスが好きで、初心者には難しいなどという基礎知識もなく、いきなり最初からソプラノを手に入れようとしましたが、楽器店では中古でも高価ですし、当時、ネット・オークションなどない時代ですから、スウィングジャーナル誌の「売ります・買います」コーナーでみつけたセルマーのソプラニーノMkVIを、ソプラノ・サックスMkVIと間違えて買ったのでした。

僕はこうしてセルマーのシルバープレートのソプラニーノMkVIを手に入れました。

d0266559_14462214.jpg当時、週末は竹の子族で賑やかだった、代々木公園のNHK側歩道橋付近でいろんな人が管楽器の練習をしていると、ジャズ好きの友人に教わってよく出かけましたが、さっそく僕のソプラニーノをみた人が「それはソプラノ・サックスじゃないよ、ソプラニーノっていうんだ。初心者じゃ吹けないから、まずアルトサックスを買って練習しなさい」とアドバイスしてくれて、僕ははじめてソプラニーノというサックスを知りました。

ちょうどその頃、仕事で神田に通っていたのですが、ある日、すずらん通りのリサイクル店でシルバープレートのセルマー・MkVIのアルトを見つけ、その場で買いました。ローマに留学する半年ほど前です。こうして僕は代々木公園でいろんなうまい人たちに、アルト・サックスの吹き方の初歩を教えてもらいました。




ローマ地下鉄スペイン広場駅でときどき見かけたストリート・ミュージシャン(僕も楽器持ってる時があってちょっと顔見知りだった)
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2年間のイタリア留学では、アルトは持っていけませんでしたが、ソプラニーノはもって行って、ときどきボルゲーゼ公園で練習していました。

ソプラニーノの音源を探すうち、渡辺貞夫さんが時折吹いてらっしゃることも知りました。d0266559_2312787.jpgソプラニーノでとりわけ好きだった演奏は、ジョン・コーツjr(John Coates jr.)という渋いピアニストがいろんなジャズメンとセッションしている「ポコノ・フレンズ(Pocono Friends)」という2枚組アルバムがあり、その中でテナー吹きのジョージ・ヤングがソプラニーノで「the very thought of you」をデユオしている録音があり、なんともいえないいい雰囲気なので、しばらく一生懸命練習したりしました。「ポコノ・フレンズ」はCDになっていないようですが、お気に入りのアルバムです。

さらに続く

by paveau | 2012-10-15 01:24 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
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