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長 谷 川 正 允 の ブ ロ グ !

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プレシジョン ベース (フレットレス)  その2

このところフレットレスのプレシジョン ベースを愛用しています。詳しいことはよくわかりませんが、もともとフェンダー社のプレシジョン ベースは、バイオリン、チェロなどの仲間であるウッドベース(コントラバス)では音程をとるのが難しいため、フレットを打って「正確な」音程で演奏できる楽器として生まれ、エレクトリック音楽の分野で急速に普及しました。

高校時代、同級生のHM(kb),TH(dr)と3人でプログレ・バンドを結成し、1970年頃ですが、まもなく迎えた初ライブは、著名な美容研究家だったTHの母上の何かの銀座のイベントで、大橋巨泉さんのバンド、サラブレッズのオープニング・アクトでした。今でも覚えていますが、その時のサラブレッズのベースの人が、フェンダーjazz bassのフレットレスを弾いてらして、僕は生まれてはじめてフレットレス・ベースというものを知りました。

それから、まもなく、結成間もないエマーソン、レイク&パーマー(EL&P)が初来日し、3人でライブを観にいったのですが、このとき、オープニング・アクトがアンディ・フレイザーが抜けた後のフリーでした。フリーは前年に続いて2度目の来日、ベースはアンディに代わって日本人の山内テツさんが加入、彼がこのとき、フレットレスのプレシジョン ベースを弾いていました。

その後、フレットレス・ベースギターは、なんと言っても、ジャコ・パストリアスが自らフレットを抜いて改造したjazz bass で新しい音の世界を切り開いたのでした。

今では、フェンダーのフレットレス・ベースギターといえば、僕もそうですがほとんどの人はjazz bass を思い浮かべるのでしょうが、僕は昔観た山内テツさんのことを思い出して、プレシジョンのフレットレスを弾いてみることにしました。
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練習用にと手に入れたFenderJapanのフレットレス・プレシジョン



プレシジョンというのは、「正確な、精密な」といったことばです。プレシジョン ベースが生まれた頃、音楽を取り巻く状況は、新しい、ある意味便利な「精度」を求めていたのでしょう。しかし、フレットをつけることで失ってしまった、おおらかな自由のようなものもあるような気がします。

そんな自由な気持ちを音にできるといいなと思って練習しています。
by paveau | 2012-11-09 12:15 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
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