1月半ばに、banggood.comという香港のネット通販の Facebook 広告でみつけて注文していた、小っちゃなおもちゃのクアッドコプタ(quadcopter)が昨日、シンガポールから届きました。
本体充電中は、USBコネクタが赤く点灯しておしゃれです。
RCヘリ好きの友人たちが持っているんですが、最近の小っちゃいおもちゃのRCヘリはホントによく飛ぶようになりました。そうした中で、手のひらサイズのRCクワッドのことを別名ナノ・ドローン(nano drone)とも言うようで、小っちゃいのをもっていない僕は、ナノ・ドローンがほしいな!と思っていました。
RCヘリ友の
建築家Mさんの愛機CCP、ナノ・ファルコンα(左)とツー・ショット。CCPは国内メーカーだけど製品は中国製のようです。
本体(プロテクタ外周)80mmx80mmx25mmhほどのちっちゃなドローンで、Gin/EachineというメーカーのH7 というモデルです(本体にはQC03と書いたシールが添付)。
今回、半額特価$17.98USD、送料無料の配送を選んだせいか、届くのに3週間ほどかかりました。その間にさらに2ドルほど値下げして、15年2月中旬現在では$15.99USD、送料無料でセールしてます。この程度の海外ネット通販利用は、関税も消費税もかからないので、ささやかなお得感もあります(笑)。
本体は3.7V,150mAh LiPo搭載、付属の専用USBケーブルで充電、約40分で満充電、5~6分飛ばせます。稼働中は、本体のLED(正面白色x1、ボディ前緑色、ボディ後青色)が点灯、バッテリ残量が少なくなってくると緑・青が点滅に替わります。かなり明るいので、暗がりでスピンしながら飛ばすときれいです。
コントローラ(送信機)は、左スロットル、右エレベータのMode2のみで、単4x2本(別途)で駆動します。
さっそく試してみましたが、製品特性か、個体差か不明ですが、離陸時に多少エルロンが右へ流れ気味で、エルロン・トリム、エレベータ・トリムがあるので調整しました。ラダー・トリムはないです。
舵、スロットルのレスポンスが非常によく、パワーもあります。ホバリングはとても安定していて、予想したよりはるかに高性能でちょっと驚きました。
左スロットル、右エレベータのMode2は初体験、いつもと逆なので、しばしばきわどい状況になる時に限って間違えて暴走しますが(笑)、操作ミスでカーテンや天井に接触したりして墜落しても、弾性がある樹脂製プロテクタのおかげで無傷です。カーテン・天井に接近すると気流が乱れるのでしょうか、接触しなくても挙動がおかしくなって墜落しがちなので、このプロテクタ装着で安心して練習できますし、機能・デザインとも優れものです。
フリップ・ボタン(宙返り)、ブースト・ボタン(高速)もついてます(コントローラ右手前の青丸ボタン)。飛行中にフリップ・ボタンを押すとピッと鳴ってスタンバイ状態になり、続けてエレベータまたはエルロンを打った方向へ高速で小さく前転・後転・側転して(さすがに背面ではなく)1回転します。ブースト・ボタンを押すとやはりピッと鳴るのですが、高速モード・スタンバイになっているはずなのに、今のところやり方不明です(笑)。
・・・といったことで、しばらく楽しめそうです。
余談ですが、同じ特価($15.99USD、送料無料)で CHEERSON CX-10という、ほぼ同寸法でデザインがよく似たナノ・ドローンがあり、こちらは右スロットル・左エレベータ(Mode1)のコントローラのセットも選べます。ただ、本体バッテリが100mAhとH7の2/3の容量なのと、プロテクタが付属せず、別売りであるにはありますが、H7のより重そうなので、買ってみようかどうしようか検討中です。なお、調べていたらCX-10は去年2014年のナノ・ドローンのヒット・モデルらしく、H7が後発ライバル機(?)のようです。CX-10は国内の大手ネット通販でも売ってましたが、値段が上述香港通販セール価格の倍近かったです。
追記. 2015年3月14日
充電30回くらいまではよく飛んでいて、その間に幾度か墜落して、華奢なプロテクタがモーターポッドの付け根あたりで1カ所、2カ所と折れてしまいました。一方でだいぶん慣れてきたこともあって、壊れかけたプロテクタを外してみたら、軽くなったからだと思いますが、飛びかたが一段シャープになり、ずいぶん楽しみました。mode 2 にも慣れました。
ところが、その後、ある晩突然、それまでとはうってかわって、スティックに反応しにくくなり、ホバリングできなくなってしまいました。ジャイロは効いているので、モーターの寿命なのか、基盤がこわれたのか、原因不明です。よく飛んでいただけに残念でした。